2015-12-11

http://anond.hatelabo.jp/20151211121710

たぶん、「プログラミング教育」が指してる「プログラミング」について考えてるものが違うんだと思う。これは業界内でも差があって、日本IT系経営者が言うとまるで安い労働力を作るために聞こえちゃうんだけど。

俺が思う本来の意義ってのは、プログラマになるためのものじゃなくて、コンピュータっつうのがどういう原理で動いていて、それを使いこなすにはどういうふうに考えればいいかってことを身につけるってこと。日本語の読み書きが日本人同士での会話に必要なように、基本的プログラムの組み立て方というのはコンピュータを使って問題を解いてゆく際に必要になるだろうってこと。今の子供が大人になるころには、コンピューターを「使って」問題解決してゆくことが今よりももっと重要になっているだろうから

プログラミング言語が使えるようになることが目的じゃないんだよ。きちんと定義された動作と用語を使って手順や論理的定義を組み立てられること、あるいはそうやって形式的定義された概念を読み取れること。ただ、そういう形式的なやりとりをきちんとやるのに、プログラミング言語による表現は他のやりかたより適しているんだけどね。

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