2015-06-24

じぶんだらけ

90年代とかのメイドブームや妹ブーム

あれは、「属性」が主人公をちやほやしてくれることを表現しているのが重要だったのではないかと。

メイドであれば主人公はご主人様だし、妹ならお兄ちゃん。

その前提であれば、主人公不細工でもバカでもひきこもりでもOKだったわけです。

しかし、そのわずかな前提により、ご主人様は金持ちだったり、お兄ちゃんは妹に頼られる存在だったりと、多少、主人公の位置づけにベクトルが生まれしまう。

汎用性が低いのと、完全な感情移入が難しくなりがち。

そこで、次にちょっと流行ったのが姉。

これなら主人公がどれだけダメでもOK!

ただし、妹と姉の致命的な弱点があって、実際に姉や妹がいるといないとで感じ方がちょっと変わってしまう。

完全な普及は難しそう。

誰にでも共通的な存在で、主人公を無条件にちやほやしてくれる存在がいないだろうか?

というわけで最近母親ブームになっているのではないだろうか。

母親熟女ものにならざるを得ないし、近親相姦ものに抵抗感がある人もいるでしょう。

で、個人的にはさらに次のブームが来つつあると思っている。

母親ではない、主人公を無条件に愛してくれる存在

そう、「自分自身である

何を無茶な、と聞こえてきそうだが、TSものや入れ替わりものが目立ちつつあるのは

その兆候なのではないだろうか。

きっと近いうちに「男女入り乱れた大量の自分」が出てくる作品が出てくるぞ!

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