「間違っているのは自分ではない、この世界の方だ」という言葉を、どこかで聞いた事はないだろうか
「私に優しくない世界(学校、職場、運命、他人、恋人、親)が悪いのであって、私が悪いのではない」
そう思った事はないだろうか
悪い世界、間違っている世界、おかしな世界
それに立ち向かうには、正しく良い道理の通った自分を誇示すればよい
間違った要求に対し、こちらの正当性を見せつければよい
それによって間違った世界を糾弾し、復讐する事が出来る
しかし、あなたが正しい事が果たして、あなたの幸せや強さを保証するだろうか
弱い=正しい・正義、強い=正しくない・悪
これは、弱者や奴隷の倫理、奴隷道徳と呼ばれるものだ
弱者を救済せんとする宗教(キリスト教とか)によって発明された倫理観だ
あなたが自分の正しさを喧伝すればするほど、あなたが弱者で救われるべきである事をアピールすることになる
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