俺が勤めてる会社では毎年二桁の人が入退を繰り返してる。
よく言えば風通しのいい会社だ。
物流は海外向けと国内向けとあるが、後者はただロボットのように使役させられ残業も多く非常に疲れると聞く。
海外向けは激務ではなく寧ろ緩やかな雰囲気で5時位に帰社できる上に高給なので、ウチの花形と言って良い。
俺はそのどちらでもなく経理関係なのだが、いずれにしても単調なルーティンワークをする点で一致している。
ちなみにどちらがたくさん辞めてるのかというと実は前者だったりする。
高い給料を貰える上に常に暇な海外の方が苦痛に感じる社員が多いというのは時代なんだろうか。
俺みたいな年齢(30過ぎ)に達すると後者の方が疲れるから前者の方が憧れるものだと思ってたが、実際そうじゃないみたいだ。
辞める人に聞いてみたら前者は上司がクソでパワハラが凄いんだと。
その点現場主義の国内の方が厳しいんじゃないかと思ったが意外にそう思ってない社員が多いようだ。
というのも定着率が異様に高いからだ。