ついったーに書こうと思ったけど、ガラかめ読者がいないためここに。
北島マヤの母は、2ちゃんでいうところの毒親に近いものがあるんじゃないかと思う微弱な毒親なのでは、と思ったのは以下の件より。
・ドジでダメで不器用。みっともないことするな、という態度。(1巻)
ただ、マヤのことは愛していないわけではなく、己がした同じ苦労をマヤにも背負わせたくなかったんじゃないかと。なんとなくだが、北島母も若いころ初期のマヤと同じような扱いを受けていたんじゃないかな、という気がする。特別に美人でなく、イマイチ容量も悪く、ダメな女の子という扱い。
そんな母が、唯一年頃の娘らしく着飾ったりはしゃいだりしたのが、マヤ父の前でのことだった。はじめて男性に好意を向けられ、女の子扱いされ、幸せのまっただ中、有頂天になるマヤの母。やがて子どもを授かって、これからも女の幸せを感じながら生きていけるものだと思っていた。そんな矢先、男は垢抜けた都会の女と逃げてしまったのだ。あとに残されたのは、学もなく仕事もない田舎ものじみた若い母親。マヤの母は自分の娘のマヤにはぜったいに同じような扱いを受けさせるまい、と誓ったのだった。
……というような妄想をしてたけど、父親って単に早死したんだっけ?母の死のシーンで、一瞬だけ父親の回想が出てきたような気もする。
ちなみに、
マヤの容姿は悪くない。にもかかわらず作中でマヤの扱いが悪いのは、単純な容姿の良し悪しというよりも、垢抜けているかそうでないか、という差の気がする。昭和の話しなので、特に「垢抜けている」「田舎臭い」の差が今よりも大きかったんじゃないかなと思ってる。