2014-08-12

夏の日の1993

今年もまたお盆休みをとった。

夏休みなんて関係無く働いている方には申し訳ないが、夏休みと言っても奮発して海外旅行に行くわけでも無く、いつも妻と子供連れて帰省するだけだ。

子供が小さかった頃は新幹線でグズる度にヒヤヒヤしたもんだが、今は田舎に向かって変わりゆく車窓に目もくれず妖怪ウオッチ。

田舎の母も父もどちらかと言うと俺に会いたいのではなく、そんな孫に会いたい。妖怪ウオッチのオモチャかなんか渡して甘やかしてね。

妻は都会育ちなので、海とか川とか山とか…実家の庭でBBQとか、地元の美味いもん食ってれば大満足。母とも父とも仲良いし、息子が夏休みの宿題さえやってれば機嫌が良い。

俺はというと甲子園みながらゴロゴロしてるだけ。

まりにやることなくて早朝、蝉の声で目覚めるので、散歩する。

散歩している時、妙な感覚に陥る。

朝露の田んぼと山からのひんやりした冷気と徐々に陽が登ってじりじりと草や土が陽に焼けてく匂い。狂ったように鳴く蝉の爆音。余りに煩くて空見上げたら緑と言う色の印象を超えた緑に繁る山とでっかい雲に青い空。

俺、ここで産まれたんだよなぁ。それが今は大都会東京ビルしか見えない窓の外眺めながらエアコンがんがんに効かせて働いているんだよなぁ。変な感じ。

ばぁちゃんに会いたい!

そうだ!

麦茶飲もう。

  • こういうのりでふわふわっとした絵をつけたら売れない漫画家になれるよ

  • 妻は都会育ちなので、海とか川とか山とか…実家の庭でBBQとか、地元の美味いもん食ってれば大満足。母とも父とも仲良いし、 に盛大に突っ込んでやってくれtopisyuさーん

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