ヤジが必要というわけではないですが、議会における質問と答弁は、ヤジがないと寝てしまうようなものではありそうです。
いつも無風の都議会本会議で、ハプニング発生!「儀式化」の虚しさよ…
"都議会本議会の質問は一問一答ではなく、議員が63分間ぶっ続けでバーっとしゃべり、それに対して担当者が入れ替わり立ち代わり、これまた90分位の時間をかけて、質問に対して一つ一つ答えていく"
ここで、次の質問者に用意していた質問まで回答してしまうハプニング発生。
"ヤジの無い議会は、たぶん、小学生のホームルームどころか、悪い意味での学芸会みたいな、はなはだしく興趣を欠いた田舎芝居になるはずだ。というのも、現状の国会は、予算委員会であれ本会議であれ、あらかじめ互いに手の内を晒した質問と回答について、それぞれが手元のペーパーを読み上げながら時間通りに進行するだけの、BGMすら流れない貧寒たる朗読劇だからだ。"
思うに、首長や大臣自身に対するスキャンダル追及などは別として、政策を質すためには、地方議会では首長と役所、国会では内閣と省庁による意味のある回答が必要で、そのためには質問の事前通告が必要なのでしょう。
このあたり、庶民に身近な議論である「商談」「販売会議」「保護者会」などとはまた違う独特の論理があるのでしょう。だからといってヤジだけが解というのは寂しいですが。