一足先に残業代ゼロの専門業務型裁量労働制で働いているものです.
裁量労働が導入されるとどうなるのか変化を書きたいと思います.
裁量が与えられた労働者は自分の価値を高めるために働かなくなります.
専門業務型裁量労働制というのは,
成果から仕事量を計るのが難しいことを利用して労働時間を「みなし」に吸収することにより,
そもそも,成果から仕事量を計るのが難しいので労働者は働かなくなります.
裁量労働の前であれば,こんだけ成果が出ているので残業が必要だった,
という方向で仕事をしてた人が,結局,どんな成果でも給料同じだし,
上司はその仕事量なんてわかっちゃいないし,ということで,働かなくなるのです.
一方,使用者側ですが,昔から裁量労働みたいなもんですから仕事をしないので一緒です.
組合に入ってたときは残業を月60とかしてた人が管理職になると月10ぐらいになる人,いますよね.
自分でやらなくてはならない仕事を部下に丸投げしてた管理職は多いと思うのですが,
裁量労働は基本的に裁量の効かない仕事は部下に投げられませんので,
締め切りの迫った急ぎの仕事などは部下に投げられなくなるのです.
(ま,それでも投げる管理職ばかりですけどね.でも,投げにくくはなってると思います.)
結局,まとめると残業代ゼロなんかにしても何も生産性もあがりません.
労使ともに,ちゃんと働いて成果を出そう,としている人間が働きにくくなるだけです.
結局,どんな成果でも給料同じだし ここは、「成果」じゃなくて「仕事量」でしょ? 締め切りの迫った急ぎの仕事などは部下に投げられなくなるのです. 別に締め切り決めたって...
故意にか知らないけど、色んな話をグチャグチャにして話すから混乱してるんだと思う。 過労死の問題は長時間労働が問題なんだから、年収に関係無く長時間労働を規制すればいいんだ...
ここは、「成果」じゃなくて「仕事量」でしょ? いや,「成果」で正しい.だから問題だと言ってるんでしょ. 別に締め切り決めたっていいよ。 仕事のやり方に裁量があるかでし...
成果が給料に反映されない裁量労働なら、問題だね。
成果がでないと反映されます