2014-04-26

変化への憧れ。変容への怖れ

社会に出て12年が過ぎた

いまでは気付けば中堅層

仕事も大枠が掴めてきて、実績や成果にもあらわれ

それなりの貢献ができてきたと思っていた矢先

経営から組織が硬直化しており、新しいアイデア

組織改善への傾向が弱くなった」という通達があった。

経営陣が変わり組織改善や強いグループつくりを意識せよとの指示をうけた。

朝令暮改では遅い、常に改善実践を心がけ現状からの脱却を目指せと

なるほど、安定化した組織を目指したが変化を恐れてしまった

自らを反省し、今現在問題点や不満を洗い出しとりあえず

試みようと改善点や変更案を提出、実行に移した。

その結果自分に下された回答は悲しいかな、組織を混乱させた

という責任を言及され、多少の降格という処遇であった。

混乱の根源である罪は受けよう。しかし、改善や変化を求める代償

がこれでは、旧体制以上に保守的企業になるのは目に見えている

よかれと思い提案した改良案でここまで自分人生プランを変えて

しまものとはわれながら驚いたのがつい一週間前のこと

組織旧体制に少しづつ戻り経営陣は、改善されない問題にまた頭を

悩ませ、企業成長の鈍化に憂い始めたそうだ。

残念ながらそれが現状の我々の実力なのだ

変化に憧れながらも、それが急激であったり自分たちの予期せぬ結果

になることは怖いという二律背反に苛まれながら明日もまた同じよう

なことを繰り返す

自分は取り敢えず世間が浮かれるこの時期に、来月から赴任する未開の

新天地にある種の諦めと少しだけの期待を詰め込んで荷造りしている。

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