そこで、キリンの「日本代表公式飲料」というCMに目をつけた。
蒼井・亀梨「やったあ」
ここまでは特段目につく場面はない。
蒼井「コーちゃん!」
亀梨「そこは受けなきゃ!」
(30秒verでは「そこは断るとこじゃないでしょ」)
は?なんで?
なんでコーちゃんはそれを無条件に受けなければならないの!?
コーちゃんにとっての価値観は「おにぎり代表公式飲料>>>日本代表公式飲料」なはず。
なのでザックからの要請を断るのは理にかなった行為であるのは間違いない。
しかし、蒼井亀梨両者は、コーちゃんの価値観とは違って、おにぎり代表~も日本代表~も等しく価値があると見ている。
穿ってみれば、むしろ日本代表の方が価値を重きにおいている可能性が非常に高いと思う。
なので、ザック要請はありがたい話で受け入れる気満々のところ、コーちゃんが拒否してきたのだ。
そこでの上記の発言である。
二人はコーちゃんを説得するでもなく、理由を述べるでもなく、ただ頭ごなしに意見を押しつぶしているのである。
蒼井亀梨両者がコーちゃんよりも立場が上だということはCMを見ても明らかである。
自分の意見を否定されたコーちゃんは、自分が間違っていたと判断し、狼狽した。
もし同等の立場なら、こんな理由もない否定は飲めないだろう。
次に、何故蒼井亀梨両者はザック要請を無条件受諾することが普通だと考えてたのか。
「サッカー日本代表」は近年まれに見るスピードで権威を増してきた。
テレビで放映すれば高視聴率、グッズも売れる、日本の一大産業である。
その権威を持って、CM製作者は「日本代表」といえば誰もが無条件に首を縦に振ると思いあがっていたのである。
飽きたから結論。