生きていくと定番のフレーズの意味を言葉じゃなくて心で理解する瞬間が来るわけだけど、
最近自分は「夢も希望もない」の意味をいやというほど噛み締めてる。
むしろ逆に子供の頃って本当にある程度年齢重ねた人間から見ると「夢も希望もある」なんだなって感じてる。
どうせアノニマスダイアリーだし少しダラダラと話させてもらうね。
「夢も希望もない」の主成分は3つ
②希望ー将来への期待。「俺はそれなりのことができる」って根拠のいらない自信
③ないー虚無。「どうしてこうなったんだろう」って言葉だけが響く
まず①夢、これが気づいたら無くなってる。
というか可能性が失われて行ってることに漠然と眺めていたのにふと我に返ってそのヤバさに気づく。
失われた可能性は一見すると量は少ない、どもそれを取り戻す手間を考えると余りにも大きい
次に②希望、これも気づくと底を尽きてる。
こっちは無くなってるってはっきり感じ取れるし身を切られるような痛みと共に失っていく。
でも減っていってる間は大抵現実と頑張って戦ってるからあまりその量には気にも留めない。
だけどある日ふと「あれ?ダメだ……俺にはできる気がしない。どうしても……」ってなる。
漠然とした「自分には無理だ」って気持ちに纏わりつかれて色々な物から逃げるようになる。
川の石がゆっくり丸くなるみたいに、社会の荒波の中で少しずつ自分の自信が削られていくって感じかな。
そして③夢も希望もないに辿り着く。
気づいたら将来も怖ければ明日も怖くなってる。
幼い頃は「とりあえず寝て起きるを繰り返せばそのうち幸せになれる」とでも考えてるんじゃないかって程に楽天的だったのに、
今は「何をしてももう素晴らしい人生には辿りつけない」って悲壮感だけが次々溢れてくる。
子供の頃は「夢も希望もない」って言葉を聞いても「まだきっと何とかなるさ」みたいな事を思ったものだけど、