ルールを理解した最初の感想は、ゲームになるのか?これ。だった。
お互い何が何を動かしてるかわからない状態に、読みなんてあるのか?と。
もやもやした状態が消え去り、正体がはっきりする。
だが、解説を読んで、驚愕した。
「いかに自軍の駒の確率を収束させず、いかに相手の駒の確率をを収束させるか。」
いつもの将棋のような攻防揃った陣形にならないため、王将が出現すると、かなりすぐに終局にすすむ。
逆に言えば、守りは自分の王を収束させないこと。攻めは相手の王を収束させること。それを目指せばよい。
王将を収束させるには、ほかの駒達を収束させればよい。守るときは、その逆をすればよい。
すなわち「いかに自軍の駒の確率を収束させず、いかに相手の駒の確率をを収束させるか。」となる。
この「確率を収束させる」という行為、これは、まさに可能性を奪う行為である。
互いの運命をかけた、可能性と可能性の奪い合い。
明らかに、背景にドドドドドとか付いちゃうよこれ。
高度な読み合いの上で展開される、超攻撃的な性格を持ったゲームだったのだ。
自身の運命を収束させるという行為は、もしそれが量子将棋なら、悪手である。
いろんな方向に駒を動かしても、いつかその駒の動きが決まったときに
でも、運命はまだ幾重にも重なって、その可能性は開いてる。
自分という可能性を急いで収束させる必要なんて無いのではないか。
駒を動かしていれば、いつか名前がつくだろう。
それまでは、たくさんの読みを働かせていればよい。
終局した時、開始位置のままの駒が、歩に収束していた。
ほかの者達の動きによって、彼らの運命は奪われた。一歩も動かずに。
ブルーブルーブルー
他人の日常の日記を勝手にゲーム化エンタメ化してるテレビ見過ぎてとんねるずみたいな素人いじりをやり出したアレな人達がサードブロガーだ!ってことかー
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