誕生後8日目に行われる割礼を男児に行ったラビが、男児のペニスの外観を著しく損なったとして訴えられていた。
裁判所は、損害賠償金として男児とその両親に118万シェケル(約3000万円)の支払いをラビに命じた。
1995年に割礼の儀式を施した。その数時間後、赤ん坊のペニスの先が黒くなっているのに母親が気づきラビに連絡をした。ラビはチェックをしヨードチンキを塗り、全く大丈夫だから心配しないでよいと母親に太鼓判を押した。
ペニスの先はなくなり、周りの皮に閉じ込められた状態となった。
2年後、失われたペニスの皮を移植し、健康的な外観にする外科手術を行ったが失敗に終わった。
2000年8月、アメリカで普通のペニスにする手術を再生・再建外科の専門医に施してもらったが失敗に終わった。再建した先端では性交の間勃起を維持することができないからだ。
このような経緯から両親はラビを相手取って訴訟を起こしたのである。