ペットボトルのキャップ問題は、ITにおけるなぜIT土方では世界に勝てないのか?など日本の問題をよく表していると思う。
発言者としては、ペットボトルをプッシュ式に変えて開けやすくしてくれればいい。なぜ出来ないんだ!
となる。
技術者としては、コスト問題(これは多分に経営的だが例として)・輸送時の問題・既存の自販機への対応・製造機械の問題・量産化の問題・安全性のテスト
などなど、言われたこと以外の複数の問題とのバランスを取らなくっちゃいけない。
つまり、言ってるほうが思っている問題の難しさと、実際に解決する側の問題の難しさが極めて乖離している場合があっても、それは言っている側にはわからない。
そういう場合に、作ってくれる人=問題を認識していない人を見つけてしまうと。何が起きるかというと実際に販売してから事故が起きる。
つまり、なんでやってくれないのか?というのは、ペットボトルのキャップ問題のように出来ない理由があるから、それがクリアされない限りはできない。
という至極まっとうな話。(例外なんていくらでもあるけど大抵は、ここに悩まされることが多い)
そして、じゃぁ、説明してくれと言われるんだが、そういうのは全てノウハウだから、商売でやってるノウハウを教えてくれっていやそれ無理。だしそもそも、どんだけ説明しようとしても、いや、大学の基礎数学から教えろとみたいな、先の長い話になって、説明するコストが掛かり過ぎる。かんべん。
どちらの問題にしても偉い()意識高い話に消化させてるねぇ 頑張ってね。
心を折られる。わかった、もういいや。全部忘れてカネで解決。払うなら作る、払わないなら作らない。 そんでいい?