田舎に住みたいなあっていう人がいるけど、本当にわかってるのかな?
給料はよくて半分、だいたい3分の1(※)、家賃は安いけど、このガソリン高騰してる状況で、車必須。(※私のスペックの場合)
若い子は維持費に泣いている。
働いてみるとわかるけど、異様なほど向上心がない。
これは地方に限らずそうだとは思うけれど、向上心がない人の割合がすごく高い。
「知らないんだから仕方ない」
「教えてくれないのが悪い」
「今までのやり方と違うから断固反対です」
なんでかな?って考えたのだけど、田舎は仕事が少ないから、一度よさそうな仕事を見つけたら、
何がなんでもしがみつく人が多い。
同じ職場に、同じメンバーで居続けると、変化がないから、それに慣れてしまうんだね。
新しいことを始めるというのはすごくパワーを使うから、現状のまま生活していけるなら、
疲れないほうを選んでしまうのは当たり前。
都会にいても、人の入れ替えがないという環境で12年同じ仕事をしている人は、こんな感じだった。
けれど田舎の人は転職しないから、向上心がない人の割合が増えてしまうのかな。
経験したことがなければ、想像できないとおもう、あのどんよりした停滞感。
私には耐えられない。
けれど、実際に田舎のほうが好きっていう人もいる。
一度、都会で働いて、田舎に戻った人たちは、とっても清々しい顔で働いてる。
本当に田舎の水が合うのだろう。
「私には田舎のほうが向いてるわ」と言って戻った人たちと働くのは楽しい。
一度も都会に出たことがなくて、
出張や、ヘタすればディズニーにさえ行ったことがないような人たちは、
見たことも経験したこともない土地を平気で馬鹿にして「やっぱり地元が一番よねえ」って言う。
もし、一度も田舎で働いたことがなくて、「都会に疲れちゃったな」という理由で田舎に行きたい人は、
念のため、都会に戻ってこれる道も考えてから行動したほうがいいと思うのです。