2013-05-12

製品

最近、30代になったものです。

歳をとるごとに好みが変わったせいか

最近は革製品というものが好きになってきました。

使っていくうちに味が出てくる。

そんなとこに魅力を感じます

でも、

ふと思ったのですが

使っていくうちに味が出てくるのは

別に製品に限ったことではないんじゃないかと。

そう思ったのも、

社会人1年目に買ったiPod miniを引き出しの奥にみつけたんです。

ちょっと奮発したHeadporterのケースに入ったやつを。

まともに動かなくなったので、

使わなくなってしまったんですねけどね。

もう2度と本来の役割として使うことはない

このiPod miniですけど、

捨てられないんですよねぇ。。

ちょっとした傷とか、

塗装のはげている感じとか。

あぁ、これはオレのiPod miniなんだと。

動かないし、動いたとしても

モノクロ液晶、容量4GB、miniのくせにでかい

今の基準で考えると使う理由もない。

今使っているiPod nanoに勝てるわけがない。

# クリックホイールは魅力なんですけど

これって、味が出ているからということなんだと思うんですよね。

皮じゃなくて金属にも味は出るんですよ。

デジタルガジェットなんて、

ほぼ金属です。

ケースに入れて大事に使うのもいいけど、

無骨に使って味を出させるのもいいものだなと

そう思った次第です。

ものを粗末に扱っていいというわけではなくて、

自然に使っていれば素材とか関係なく

自分だけの唯一の味が出ると。

傷のないキレイな新品は誰でも手に入れられるけど、

自分の味のある逸品っていうのは

自分が使いこんでいくことでしか生み出せない。

から

なんでもいいんですよね。

皮にこだわるとか、意味がない。

もの大事に使って大切にしようと思いました。

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