そうかもしれない。ただし、その理由はそこじゃない。
男性が自分のことを話すのは「自分のことを凄いと思われたいから」と、この女性は思っているようだし、まあ女性相手だとその要素が全く無いとは言わない。女性に「すごい!」と感心してもらって不機嫌になる男性はまぁいないだろう。しかしさすがに「すごいすごい」と連呼する女性は馬鹿に見えてげんなりするし(ただし、可愛いならば馬鹿のほうがむしろ都合いい時もある)、男性の大半はそんな反応を求めているわけではないと思う。
そもそも男性は、同性相手でも自分のことを話すことが少なくない。
自分の話全般に言えるのは「直接体験し、詳細を知っている」ということだ。他人やネットから聞きかじった情報と違って、そこにあった微妙な流れまで理解しているので話を膨らましやすい。また膨らます時も、すでに自分の中にある知識だけで済んで簡単。ネットや伝聞では伝わらない情報も伝えられる。オリジナリティもある…ディテールだけだとしても。更に自分がしていることは、自分が興味を持って始め、そしてまた続いていることであり、聞き手にとってもある程度面白いかもしれない。昔やったことなら詳細を言っても迷惑がかからないだろうし、今やっていることなら臨場感をもって話せる。
つまり、自分自身の話は「話すのが簡単な割に、面白い可能性がまぁまぁある」話題であるだけのこと。だからそんなに「重く」「だるく」受け取らず、おかしければ突っ込めばいいし、詳細が分からなければ聞けばいいし、つまらなければそれとなく話題をそらすなり詳細を聞いて努力するなりすればいいし、すごいと思えばすごいと言ったらいいだけのことだ。
まぁ、女性と男性で興味を持つ点が異なるのってのもあるだろうけど、男性との会話を楽しめる女性もいる以上、この女性がしんどいのは、男の承認欲求とかどうとか、期待値がどうとかではなく、
・この男性に興味が持てない
・男性に強い警戒心を抱いている
・男性の目を気にし過ぎて、相手の話に素直な反応が出来ない
・男性を「俺の頑張りやすごさを認めろ!」的な生き物と決めつけてしまい、最初からうんざりしている
・相手の男性がまじでクソ
のどれか、あるいは複合であろう。
相手の男の話がつまらないと思うのなら最初から話に付き合わなければいいだけなのに 何故元増田はわざわざ付き合っているのか? それは「本当は別に会話なんてしたくないけど仕方な...