人生の中で、一番になったことはほとんどなかった。
勉強でも、部活でも、いつも二番手。サポート役。
恋愛でも、一番好きな人とは付き合えなかった。
就職でも、一番やりたかった仕事には就けなかった。
何でもある程度は器用にこなせるんだけど、
器用貧乏が一番にはなれない。
妥協とか、卑下とか、そういうのが染み付いていて、
私はとても自分に自信がない。
選ばれないことに慣れていて、どこか覚めていた。
ところが、最近、不本意にも就職した先で、
上司に誉めてもらえたり、認めてもらえたりする場面が増えてきた。
これがヤバい。超快感。
誰かに選ばれる快感ってこんななんだね。アドレナリン出るよ。
で、何を危惧しているかと言うと、
認められたくて仕事をしているようでは
遠くない将来、身を滅ぼすのではないかということ。
仕事ってやればやるほど誉めてもらえる。
ついつい働き過ぎてしまう。
仕事のモチベーションを、他人からの承認ではなく、
なにか身のあるものに変えられない限り、
私は空っぽのまま、会社に都合のいいように働いて、健康を犯してしまうだろう。
という、ちょいブラック企業に勤めるネクラのぼやきでした。
Permalink | 記事への反応(0) | 06:55
ツイートシェア