マニアックも何も、消費者にとって充電池ってのは使い捨て乾電池の代わりとしての意味合い、上位互換としての役割が大きいんだよ。
wiiのリモコンだって、最初は「乾電池式かよ」という反応があったにもかかわらず、そこに一番最初に飛び込んだのがエネループだった。
どこの量販店もwiiのそばにはエネループが置いてあったし、そんな感じでwiiと一緒にエネループを買った家庭は多いだろうし、だからこそ充電池=エネループっていうブランドづくりに成功したんだよ。
ちょうどこの頃に、ゲーム以外の商品でも「繰り返し充電池使えます」とか、ぼかさず「エネループ使えます」とかいう文章が、一時的とはいえ電池を使う商品にステッカーなどで追加されるようになった。瞬間風速的には、ポリゴンショックレベルの社会現象と言えると思う。
乾電池と充電池の各社の違いやら、それぞれの違いやらについてなんて人類の殆どは答えられないだろうけど、一般的な意見として「電池を棄てずに繰り返し使えるのはなんとなく経済的っぽいし環境にも優しそうでいいことじゃない?」ぐらいの価値観を得られたのは大きいわけ。
それを実質的に牽引してきたのがエネループブランドの充電池(三洋ではない)なんだから、それがパナソニックロゴに取って代わられれば嘆く声も出るだろうよ。
どう言えばいいんだろうね、オーストラリアの国旗のユニオンジャックとそれ以外の比率を今年の四月からイギリスの強い要求に応じて逆転しますってなったら、オージーは反対するだろ?そんな感じだよ(違うかw)