無断転載を批判することは誰から見てもそれは(少なくとも日本においては)社会正義だから、この正義ってやつを手にすると、中にはそれを無邪気にふりまわしたがる人が現れる。それは避けられない。「錦の御旗のもとでなされる暴挙」はどこの世界にもあって、それはネットには限らん。
んで、そういうことを愉しんでいる人がいる層って絶対居て、だけど彼らには正義という強力な武器を手にしているわけだから、「お前はただ楽しんでいるだけの野次馬だろ」と言っても全力で跳ね返す。おもちゃを取り上げられるわけにはいかん。
こういう手合いに説得を試みても無駄。
何もしないのが最善。というのも、肝心の当のクリエーターどもは「あまり触れたくない、このまま、だましだましのノリでやっていきたい」って考えている人ばっかりだから実のところ。声が大きいのって、いつも著作権侵害の非当事者ばっかりでしょ。放置しておいて大丈夫。
あ、ちなみにふたばの話に関して言えば、彼らに著作権を語る資格はあんまり無いと思ってる。あそこは基本匿名の掲示板で、およそ著作権を尊重するという精神からは遠い行為で成り立ってきたと言って良いわ。
たとえ純粋にふたばで生まれた作品であっても、それが他方で流用・商用利用されたからといって騒ぐのはムシが良すぎる。著作権という概念を持ち出して批判するのであれば最初から匿名で投稿しなけりゃいいワケ。さすがにふたばはわがまま過ぎるだろ。
無断転載批判系の人たちは正直よくわからん。左寄りの人かと思ってた人が無断転載に関しては極度に右側の人と同じ思考をしていたりして、いろいろ見ていると面白い。
そのあたりの自警層による私刑の事情は小倉秀夫っていう弁護士が詳しくて、一通り披露している。 過去の発言を読むことをお勧めするよ。
勘違いせんでほしいんだけど。 俺が(あるいは俺たちが)無断転載を批判しているのは、無断転載が許せないんじゃなくて「無断転載について肯定的な発言が横行し、そうした情報が権...
あ、そういうことか。 あ、ちなみにふたばの話に関して言えば、彼らに著作権を語る資格はあんまり無いと思ってる。 あそこは基本匿名の掲示板で、およそ著作権を尊重するという精...