2012-12-19

一つ上の視点で考える。「二つ」「三つ」と欲張ってはいけない

なぜか。

「二つめ」「三つめ」・・・と考えていくうちに、哲学になってしまうからだ。

すなわち、ほとんどすべての場合自分はなぜ生きているのか」にたどりついてしまう。

今まで試験勉強卒論発表、就職活動仕事などで行き詰った時「一つ上の視点で考える」ことは有効な手段であった。

大局を見ずに、目先のことにがむしゃらに頑張っていては、方向性を見失ってしまう。

からこそ、「一つ上の視点で考える」は軌道修正を行うという意味で正しい戦略だ。

しかし、「一つ上の視点で考える」ことが問題解決につながったかのように錯覚すると、ついこのように考えたくなる。

「一つ上の視点で考えることで近道ができたのなら、さらに一つ上の視点で考えればもっと近道ができるのではないか

こうなると危険な兆候だ。

本来の悩みとは程遠いところに思考が移ってしまい、結局何も進んでいないということが往々にしてあった。

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