多摩西部に住んでいる先輩がいる。
その先輩はバブル期に家を買って、だから都心寄りじゃなく多摩エリアにならざるを得なかったんだろうが、
しかし、都心寄りの地価も下がり、また、そこそこ年収がある人なので、
住み替えようと思ったら、都心寄りのマンションなりに住み替えできる筈だ。
それをストレートに先輩に伝えたところ、
認知症の場合、兎に角「環境が変わる」ことが最大の問題になる。
多摩西部の家から都内に引っ越した場合、それが契機で認知症が悪化する、ということが考えられるので、
「自分一人であれば引っ越したいが、親のことを考えたら引っ越せない・・・」ということになる。
折角、不動産を買う資金能力がある人がいるのに、それを果たすことができず、
不動産に限らず、婚期も逃すわ消費もかさむわでろくなことがない。