2012-09-26

認知症GDPの足を引っ張る

多摩西部に住んでいる先輩がいる。

その先輩はバブル期に家を買って、だから都心寄りじゃなく多摩エリアにならざるを得なかったんだろうが、

通勤は大変そうである

しかし、都心寄りの地価も下がり、また、そこそこ年収がある人なので、

住み替えようと思ったら、都心寄りのマンションなりに住み替えできる筈だ。

それをストレートに先輩に伝えたところ、

認知症母親がいて・・・」という話であった。

認知症場合兎に角環境が変わる」ことが最大の問題になる。

多摩西部の家から都内に引っ越し場合、それが契機で認知症が悪化する、ということが考えられるので、

自分一人であれば引っ越したいが、親のことを考えたら引っ越せない・・・」ということになる。

折角、不動産を買う資金能力がある人がいるのに、それを果たすことができず、

本人も不幸だし、不動産業界もハッピーにならない。

(売れるべき都心寄りマンションが、売れなくなる)

認知症患者を抱えた家族が、

「仮に患者がいなければ、果たせたであろう消費活動」というのは、案外多いのではないか

認知症患者存在が、日本GDPの0.1%程度、押し下げている気がする。

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