最近職場にやってきた割と偉い人(三十代独身男性)が東方Project作品はまっているらしく、デスクの上に霊夢のねんどろいどとかを置いたりしていた。ちなみにうちの職場はそういうのにかなり寛容。
で、昼休み時に若い女性社員達が「可愛いですね、何かのキャラクターですか?」と尋ねた時の偉い人の説明が以下。
(ギャルゲーですかと訊かれて)ギャルゲーじゃないよ。シューティングゲームのキャラクターだよ。
かぐや姫とかが敵として出てきたりするよ。
(買ってみようかと言い出した女性社員に対して)アマチュア集団が作ったゲームだから、(近所の)ビックカメラでは売ってないよ。よければ俺のを貸そうか?
…みたいな感じで昼休みの間彼女らと談笑していた。こういうやりとりが出来るか出来ないかが大きな違いなんだろうな…。
俺が個人的に興味深いと感じたのは、相手に訊かれない限り固有名詞を全く出さなかった事。
唯一「このキャラクター、名前何て言うんですか?」→「あーこれは博麗霊夢って言うんだよ」というやりとりだけ。なので彼女らは東方Projectの「と」の字も知らないままだけれども、偉い人の話術で興味だけはがっちりと持たされていた。
コミュ力と見た目(顔だけじゃない)が全てだよ。 3000円の靴が高いとか言ってる奴は無理だろう。
随分ヲタ的なものに寛容かつ女性社員も基礎知識持ってる職場だなあ。 全くゲームに興味無い人は「ギャルゲー」なんて単語知らんよ。
マンション買ったんだ
マニアックな弾幕STGで素人お断わり くらいは情報として伝えてやれよ。 普通の奴だとイージーでも大変だぞ。
相手に余計な知識を強要せず、相手のバックグラウンドを瞬時に察知し、相手の理解出来る言葉で説明し(説明を要する言葉を極力使わず)、不必要と判断すれば「東方」という大カテゴリ...
何も知らない人に固有名詞(専門用語)を平易な言葉で置き換えて説明するのは基本中の基本だよ。 ○○オタクと呼ばれる人達は、同じオタク同士でしか通じない言葉で当たり前のように...
俺が個人的に興味深いと感じたのは、相手に訊かれない限り固有名詞を全く出さなかった事 …あたりまえやん? 固有名詞には話のネタとしての価値が無いし、リアクション返しようが...