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2024-03-13

anond:20240313125528

従来は縄文人弥生人の混血によって現代日本人が構成されていったと思われていたが、古代ゲノム研究によって現代日本人は縄文時代DNA10% + 弥生時代DNA15% + 古墳時代人80%で構成されていることが判明した

そして縄文人DNAを最も色濃く引いているのは現代アイヌ

これらのDNA情報に加えて発掘された考古学情報によって日本人誕生が明らかになっている

1.東南アジア起源とする集団が3万8千年前ごろに日本へ到着(ベトナムホアビン文化人骨のゲノムと極めて近い)

2.3000年前 朝鮮半島の無文土器文化集団第一波として日本列島水稲耕作を携え列島流入弥生時代の始まり

3.1800年朝鮮半島から第二波の移住古墳時代の始まり

  先住していた縄文人同化され縮小、関東以北では「蝦夷」として残存

  東北地方以南では日本語族集団同化されたため縄文系言語北海道アイヌにのみ、日本語に強い影響を受けた形で、残存

このうち弥生時代古墳時代列島流入した集団は偏堡(Pianpu)文化紀元前2700年頃の遼西地区東部もしくはマンチュリア南部遼河流域に起源があることもゲノムによって分かっている。

紀元前1500年頃に朝鮮半島北部中央部ゴングウィリ(Gonggwiri)式土器を介して朝鮮半島南部の無文(Mumun)文化形成し、

この頃に磨製石器を伴う稲作など灌漑農耕が山東半島から遼東半島経由で朝鮮半島南部へと広がり、

紀元前9世紀に九州北部へと広がり弥生文化形成に至って、日本列島在来の「縄文語」系統を(北海道を除いてほぼ)駆逐した、と研究は示している。

2024-01-30

anond:20240130143632

やはり理系科学

古代ゲノムこそが日本の新の歴史を明らかにする

従来は縄文人弥生人の混血によって現代日本人が構成されていったと思われていたが、古代ゲノム研究によって現代日本人は縄文時代DNA10% + 弥生時代DNA15% + 古墳時代人80%で構成されていることが判明した

そして縄文人DNAを最も色濃く引いているのは現代アイヌ

これらのDNA情報に加えて発掘された考古学情報によって日本人の誕生が明らかになっている

1.東南アジアを期限とする集団が3万8千年前ごろに日本へ到着(ベトナムホアビン文化人骨のゲノムと極めて近い)

2.3000年前 朝鮮半島の無文土器文化集団第一波として日本列島水稲耕作を携え列島流入弥生時代の始まり

3.1800年朝鮮半島から第二波の移住古墳時代の始まり

  先住していた縄文人同化され縮小、関東以北では「蝦夷」として残存する

  東北地方以南では日本語族集団同化されたため、縄文系言語北海道アイヌでのみかなり日本語に影響を受けた形で残存

このうち弥生時代古墳時代列島流入した集団は偏堡(Pianpu)文化紀元前2700年頃の遼西地区東部もしくはマンチュリア南部遼河流域に起源があることもゲノムによって分かっている。

紀元前1500年頃に朝鮮半島北部中央部ゴングウィリ(Gonggwiri)式土器を介して朝鮮半島南部の無文(Mumun)文化形成し、

この頃に磨製石器を伴う稲作など灌漑農耕が山東半島から遼東半島経由で朝鮮半島南部へと広がり、

紀元前9世紀に九州北部へと広がり弥生文化形成に至って、日本列島在来の「縄文語」系統を(北海道を除いてほぼ)やがて駆逐した、と研究は示している。

2023-12-23

【視聴メモNHK フロンティア 日本人とは何者なのか

https://www.nhk.jp/p/frontiers/ts/PM34JL2L14/episode/te/XRL92XPWX2/

私たちは今まさに古代ゲノム革新的なことが分かるようになった時代に立ち会っている

Chapter 1

我々の祖先は最も早く東南アジアから北上した人たちだった可能性が高い


現代人の遺伝子に残る縄文人遺伝子

東京 縄文人1割

沖縄 縄文人3割

アイヌ 縄文人7割

8000年前のホアビン文化(ベトナムハノイ南西)人骨のゲノム縄文人ゲノムと極めて近い

ゲノムから推測される縄文人ルーツ

20万~30万年ホモ・サピエンス アフリカ誕生

6~7万年前 出アフリカ

4~5万年インドから東南アジアに到着

東南アジアにとどまった集団北上した集団に分かれる

3万8千年前 北上した集団日本列島に到着

2万数千年前 とどまった集団ホアビン文化開始

Chapter 2

列島で保存された古い形質の遺伝子


1万8千年前 氷河期の終わりによって日本列島孤立 古い形質を残した人たちが列島の中で保存された

1万6千年前 縄文時代の始まり 1000人ほどの集団

1万年間 農耕・牧畜の始まり

5300年前 青銅器時代

5000年頃 世界各地で文明が興る

3200年前 鉄器時代

Chapter 3

二重構造モデルから三重構造モデル

3000年前 弥生時代の始まり

AD250年 古墳時代の始まり

従来の「二重構造説」では

弥生時代の初期になって稲作と金属器を持った人たちが大陸から入ってくる、この人たちが縄文人と混血していって日本人となるとしていた

しかゲノム解析を行うと縄文渡来以外の第3の要素があった

縄文時代 縄文DNA100%

弥生時代 縄文DNA60% + 渡来DNA40%

現代日本人 縄文DNA10% + 渡来DNA15% + ???80%

古墳時代の人骨ゲノム現代日本人と似た割合だった

古墳時代 縄文DNA10% + 渡来DNA20% + ???80%

三重構造モデル

弥生時代ゲノム北東アジア

古墳時代ゲノム東アジア

地図 https://ameblo.jp/yashima1505/image-12833462270-15379821453.html

今まで想定されていたよりも古墳時代東アジアゲノムが圧倒的に影響が大きかった

古墳時代に「日本」の形ができた


篠田謙一

神澤秀明

山田康弘

太田博樹

覚張隆史

木村

山田康弘

濵田竜彦

 
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