2024-05-16

中学の時、人殺しと呼ばれた

中学の時、俺に嘘告白する罰ゲーム女子の間ではやっていた。

俺は他のクラスや学年から見学が来るキモい男子として学校中に知れ渡っており、

ほぼ毎週のように誰かしらの嘘告白を受けていた。で、次はうちのクラスのAの番になったらしく

休み時間に寝たふりしながら会話を聞いているとAは

「嘘でもあいつに告白するなんて嫌。そんなことするくらいなら死ぬ」と叫んでいて

リーダーのBとかが「一言言うだけなんだからいいじゃん。あたしもやらされたんだから」などと説得?していた。

数日後にAに呼び出され嘘告白をされた。なんと返事したかは正直覚えていない。

毎週のように嘘告白されてさすがにもうまともに相手にする気にもならなかったので

はいはい罰ゲームお疲れ」みたいな返答をしたんだと思う。Aは見たことがない憤怒の顔をして

屋上への階段を駆け上がり、校舎から転落して数日後に死んだ(学校事故として処理)。

亡くなった次の日に学校に行ったらBが「お前のせいでAは死んだ、この人殺し!」と言いながら俺を殴った。

何で俺のせいなんだと抵抗したが周囲もBに同調し、結局俺は学校の大半の女子と一部男子から

卒業まで人殺しと呼ばれ続けることになる。まぁ罵声BGM毎日学校に行った俺も今考えると正気ではないが、

あの時はこれで行くのをやめたら自分人殺しだと認めたことになると思っていた。

卒業式も出るつもりだったが、学年の中で式の後に俺を屋上から落としてAの敵を討つ計画が発覚し、

担任が家に来て「あいつらを犯罪者にしたくないので式に来ないでくれ」と懇願された。

俺は無視するつもりだったが、結局仕事を休んだ親に監禁されて式には行けなかった。

あれから時間がたち、今はAの気持ちも少し分かる。自分よりはるかに格下と思っていた存在に軽く扱われ、

怒りと屈辱のあまり発作的に死を選んだのだろう。じゃあ俺はどうすればよかったのだろうか。

まり考えないようにしてきたが、思い出してしまったのでここで呪いを振りまくことにした

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