2024-01-30

ガンダムSEED FREEDOM20年越しに気付いた

私はSEEDシリーズ別にそこまで好きじゃなかったことに。

いや別に嫌いじゃない。嫌いじゃないけど、特別好きでもない。無に近い。

そのことに、映画を観てやっと気が付いた。

20年前、思春期だった自分の周りには、SEEDが好きな友人たちがたくさんいた。

MS好きな人キャラ好きな人CP好きな人……皆それぞれ何らかの形で熱を上げていた。

みんながこんなにハマるのだから面白いのだろう。素晴らしい作品なのだろう。私自身も毎週リアタイしながら、そう思っていたつもりだった。

で、20年越しの映画ガンダムSEED FREEDOMを観た。

ビッッックリするくらい盛り上がらなかった。私だけ。

周りの人たちは終映後、早速盛り上がっていた。あれがよかった!これがよかった!スゲー!神作品!そんな声まで聞こえてきた。

私はというと、「こんなものか?」くらいの気持ちボケーと座席に座っていた。

映画自体の出来は素晴らしかったと思う。映像は見応えがあった。ストーリーもまあいい話だった。

でもそこに、私の思い入れは無かった。自分でもビックリした。

私はSEEDシリーズが好きなんだとずっと思っていた。でも確かに、思い返すと「何が好きなのか」は長年よくわからなかった。

MSのカッコよさは私にはわからなかった。キャラクターも誰が好きとか特になかった。映画を観て好きになったキャラとかもなかった。みんながんばってるなあ、とボケ〜と眺めるだけだった。

映画を観た後、興奮気味に感想を語ってくれる友人たちの話を聞きながら、私はそんなにSEEDに興味なかったんだなあ、ということをぼんやり自覚していた。

でも周りの人たちは私のことを「SEED好きな人」となぜか認識しているので、四方八方からすごい語られてきて今ちょっと困っている。

話聞くだけなら全然いいんだけどね。映画は良かったです。

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