2022-11-05

「9割本」の記事の識者

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f2cc43806db413b2555d596e9c86d957d0f56c2?page=1

出版相次ぐ「9割本」、ベストセラーも...「結局何が9割」皮肉る声 識者鳴らす「警鐘

 身の回り数字との向き合い方を記した著書「数字にだまされない本」(日経ビジネス人文庫)で知られるビジネス数学教育家の深沢太郎氏は22年11月1日J-CASTニュース取材に対し、書籍タイトルに「9割」が頻用される理由を次のように読み解く。

「『9割』とは、ボウリングでいうところの『センターピン』を表現したものではないでしょうか。センターピンさえ倒せばほとんどのピンが倒れるとするならば、それは『物事本質』を意味します。つまり重要なのはいかセンターピンを外さないか、ということです。ビジネス関連の書籍を読む人のほとんどがこのセンターピンを知りたいと思っています。だから制作側は『ほとんど』が自動的に伝わる『9割』という表現を好むのでしょう」

 一方で同氏は、データに基づかない「9割」という表現はら問題点も指摘する。

「例えば『◯◯◯が9割』という表現は、言い換えれば『◯◯◯以外にも大事なことが1割はある』ということです。会議ほとんどの人が『YES』と主張していたとしても、もしかしたら『NO』と主張する方が正しい結果を生むこともあります。つまり『9割だから正しい』という思想は極めて危険ということです」

 同氏は「厳しいビジネス環境においてはみんなと同じでは競争に勝てない」としつつ、「むしろ『9割本』を疑いながら読み、みんなが『YES』という場面で『NO』の立場をとる方が賢いのではないでしょうか」と投げかけた。

その深沢太郎さんの著書

https://www.amazon.co.jp/%E6%95%B0%E5%AD%97%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%81%B09%E5%89%B2%E4%BC%9D%E3%82%8F%E3%82%8B-%E6%B7%B1%E6%B2%A2-%E7%9C%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4798041009/ref=sr_1_37?qid=1667623633&s=books&sr=1-37

数字を使えば9割伝わる! 単行本 – 2014/3/28

お前もやっとるやんけ

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