2022-09-04

GODIVA店員さんの笑顔に救われた話

GODIVAの新作を買いに行った。とある雑誌記事で紹介されていたウサギモチーフが可愛すぎて。走った。

でもバレンタイン特設会場以外で、GODIVAなんて普段足を踏み入れることもない。勇気が出なくて、百貨店地下一階の別のお店の周りをぐーるぐる回った。

別の用事の帰りでオシャレとか何も考えずに行ったから、普通ワンピースリュックサック

およそ百貨店の高級チョコを買いに行く格好ではない(と思う)。

周りのきらびやか服装の人たちや家族づれに気圧されながら、店員さんに冷たくあしらわれるであろう未来を思って胃が痛い

しか自分の顔も怖い部類だから、緊張していると顔が強張って、あまりいい印象をもたれないのも不安拍車をかけている。

ようやく決心がついて、カウンターに行った。

定番?のラングドシャやらを通り過ぎる。

中央に配置された少し緑がかった青の箱。ウサギが飛び跳ねている。これだ。

目当てのものを見つけたもののおどおどしながら見ていたら、店員のお姉さんが声をかけてくれた。

天使笑顔だった。

しどろもどろになりながら、考え抜いて選んだ一つ一つを指差してなんとかお会計を済ませる。

チョコレートたちは、保冷剤と一緒に丁寧に包まれていた。

レジのお姉さんの後ろからぴょこんと現れた別のお姉さんにもありがとうございました、とにこやかに言われて、思わずこちらも笑顔になった。

GODIVAに行く前は暑いし嫌なことがあったしでどん底な気分だったけど、たった数分間の接客でこんなにも心救われるとは。

最初チョコレートのデザインの可愛さに惹かれたけど、こういう人たちを雇っているGODIVAも好きになっちゃいそう。

きっと普段通りの何てことのない接客なんだと思うけど、あのお姉さんたちにたくさんいいことがありますように。

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