2022-06-22

公務員生活の思い出

IT公務員市町村一般事務職員)→ITという感じで働いてきたので思い出話でも。

公務員期間は、2010年代の数年です。

良かったこ

地元に詳しくなれた

自分知識平成の大合併前で止まっていたので、入庁当時は合併した相手自治体のことはまったく分かっていなかった。

仕事の中で、地元ではどういう産業企業があって、という知識がついたのは良かった。

行政の仕組みに詳しくなれた

仕事内容とか手続きとか税金とか。

そして大体のことは国や都道府県で決めていて、市町村独自のものはあまりないという。

予算書を読んだり議会ネット中継を見たりすることは今もやっている。

PCちょっとできると重宝された

自分の勤めていた役所は、Word差し込み印刷Excel関数が使える人があまりいなかった。

部署ヘルプもしていると「パソコン詳しい人」扱いになって結構ありがたがられた。

ggrks案件だと思うけど、役所ネットにつなぐのも一手間かかるので仕方ない面もある)

イマイチだったこ

人を大事にしていない

職員は手を動かすだけの駒なんだな、と思った。

ゼネラリストと言えば聞こえが良いけど、どんな部署に異動になっても勘弁してね、倒産はないからいいでしょ、長く勤めていれば頑張らなくても昇進するからね、という感じ。

その上、首長によって施策も180度変わる、数年経ったら否応なしに異動、それが定年までずっと…と考えると将来が暗かった。

自分には向いていなかった

自分は公僕には向いていなかったと感じる。

自分地元を元気にするんだ!そのために一生懸命勉強して住民の人と協力するんだ!みたいな情熱は残念ながら続かなかった。

観光スポットもない、名産品があるわけではない、災害リスクは高い。

何が地元のためになるんだろう、地元のために職員としてできることってなんだろう、日々の仕事をこなすだけでいいのか、とずっとモヤモヤするだけだった。

もっと自分に余裕があれば、志の高い職員とざっくばらんな話をするべきだったかもしれないけど、そこまでやる気力がなかった)

何もかもが古い

体制も仕組みも什器もとにかく古くて書ききれないぐらいだった。

まさか砂消しのお世話になるとは思わなかった。(レーザープリンタのトナーは消しやすいとかどうでもいいことを覚えた)

  • >どんな部署に異動になっても勘弁してね、倒産はないからいいでしょ、長く勤めていれば頑張らなくても昇進するからね これあるよね。本当に。耐えることが目的みたいになる。

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