2021-12-16

代理出産道徳的問題

サンデル先生の本読んで、もう10年前にはインドでの代理出産事業始まってたっての知ってびっくりした。

インド最初に認められたのが2002年からもう20年も前だったのか。

Wikipediaざっと眺めて、マイクロキメリズムとか言う問題存在を知った。遺伝的由来が違う細胞継続して存在するなんて、そんな事あるんやね。

個人的には金銭媒介にして妊娠出産委託するような代理出産モラル上の問題が大きすぎると思う。

最低でも、自分妊娠能力がある人が委託するのには反対だ。

から向井亜紀の件で彼らを責めるような事はできないが、サラ・ジェシカ・パーカーは責める。

米の人気シットコムフレンズ」で、フィービーが弟夫婦代理出産したのが1998年のSeason5。

臓器移植なんかでも身内から腎臓提供は行われてるし、当時はそういうのがあるのか、位の認識だった……

キャリア絶頂期に妊娠出産キャリアを中断させたくないという気持ちは分からないでもないが、それでも。

絶対悪的な言い方はしない(できない)けどね。

自分はもう一生子供を持つことが無い可能性が極めて高い境遇にいるが、もし出生前診断障害児だと分かったら下ろす(してもらう)方に傾くと思う。

正しく生きるのって難しいね

インドでは2015年から外国人向けの代理出産禁止2019年に商業代理出産禁止する法案が提出されたとか。

一方で、ウクライナでは加速してるらしい

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f435624c5b6763e5dc519a2

サンデル先生の本によれば、インド代理母は1度の妊娠で、5年分の賃金に相当する額が貰える、とあった気がする。

功利主義新自由主義的な考え方ではこういった取引正当化される。

代理出産によって得られる金銭がどうしても必要な、もしくは有れば楽になれる人も相当居るんだろうが……

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