2020-10-19

淡々と深く心に残る邦画3選



しかすると見終わった直後にはピンとこないこともあるかもしれないけど

なんでかその後も心の中に残ると思う邦画

ぐるりのこと

2008年公開、橋口亮輔監督の一作。リリーフランキー木村多江演じる夫妻の話。

まれたばかりの子供が亡くなり歯車が狂いだす夫婦がそれを乗り越えるまでの軌跡を

描いた話。「めんどうくさいけど、いとおしい。いろいろあるけど、一緒にいたい。」

というキャッチコピー作品をよく表している。夫婦っていいなって思える。

劇場版 その街のこども

2011年公開。もとはNHKスペシャルドラマだったもの劇場公開にしたもの

阪神淡路大震災から15年後を舞台に、たまたまであった森山未來佐藤江梨子

神戸の街を夜通し歩く話。プロットだけ聞くととにかくつまらなそうなんだけど、

不思議と心にのこる傑作。しょうもない日々だしうまくいかないことばっかりだけど

なんだかんだ人生てすてたもんじゃないよね、と感じるというか。

歩いても歩いても

今や日本で最も有名な監督のひとり是枝裕和監督2008年作品

阿部寛演じる主人公実家帰省する日を描いた話。これまた淡々とした話なんだけど

淡々と胸にくる映画。たしかキャッチコピーは「人生はいつも、ちょっとだけ間に合わない」

後悔後に立たずってのはわかってはいるけど、後悔することってどうしてもあって、

でもそれも含めて人生かー、まあ明日適当にがんばろっか、となるような映画だと思う。

まとめ

どの作品も上の紹介だともしかすると小難しかったり、説教臭かったり、あるいは暗い映画ぽく

思ってしまうかもしれないんだけど、とにかくどの映画淡々として観ていてつかれるような内容でない点は

共通していてその点も凄いと思う。

なんというかどの作品もでてくる登場人物みんな欠点を抱えててるんだけど、なんというか

そういう人たちを究極的には暖かい視点でみていて静かな人生賛歌的な作品に落ち着いているというか。

観終わって衝撃を受けるような作品ではないんだけど心の大切などこかにひっそりと残る作品たちだとおもう

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん