2019-08-13

世界を救わないけど、好きな子を救うバカって、最高だ!

※以下の駄文は「天気の子」のネタバレを含みますネタバレが嫌いで、「天気の子」をまだ観ていない方は読まないでくださいね


登場人物バカばかりで、最高だった。家出して、捜索願まで出されているのに、東京バイトを探す十六歳少年バカだろ。そんなバカを雇うオカルト編集プロダクション代表バカだろ。その十六歳少年と仲良くなる「十八歳」少女履歴書ウソを書いてバイトしている本当は十五歳の少女母親は死去、小学生の弟と二人暮らし普通に児相案件だ。バカだろ。ゴミ箱拳銃を拾って持ち歩いている十六歳少年バカだろ。それ故に警察に追われる十六歳少年の逃亡を手助けする編プロ代表の姪。バカだろ。このご時世にコンプライアンスカケラもない。お前ら、最高だ。

極めつけのバカはやはり十六歳少年だ。雨に沈む東京を救おうと人身御供になることを決めた十五歳少女を助けようとする。そして、助け出す。東京なんて、水没していい。好きな女の子がいれば、それでいい。バカ世界を救わないが、でも好きな子を救う。そうだ、それでいいのだ。

正しい世界を取り戻すために、誰かが犠牲にならなくちゃいけないなんて、間違っている。間違っている世界でも、好きな人犠牲にならなければ、好きな人がいてくれれば、それでいい。

この「世界」に、色々なものを代入する連中がいる。「会社」であったり「国家」であったり。ブラック企業で頑張っているきみ、国家のために何者かと戦っているらしいきみ、そんなことしなくていいよ。きみはそんなもの無視して、好きな人と好きなことをして生きることだけを考えればいいんだ。

世界を救う魔法少女戦闘少女勇者剣士にならなくていいんだ。セカイ系のセカイは、きみたちとは関係なく、勝手にセカイをやっているから、きみたちも勝手にきみたちをやっていればいいんだ。

ほしのこえから十七年、長峰美加子がもうトレーサーに乗らなくていい世界を作ってくれてありがとう新海誠

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