読み直すと1章目はいいことを言っていた。「漫画が偏見を助長してはいけない」と。
問題は2章目でこのあたりから調子に乗ってくる。まず「ガイドライン」という言葉がヤバイ雰囲気を感じさせる。タバコ規制の件に反対していたという話と合わせれば皮肉だという見方もあるが、大ベテラン漫画家として言葉の選び方が不用意であったとしか言いようがない。編集者と漫画家の話し合いでバイアス表現を考え直すというだけにすべきだった。
だが、本当にまずいのはこの後。ここが多くの人を怒らせた。
「サンデーを読んでいたが、少年漫画誌に出てくる女性のキャラクターには性格や意志がない」と。
名探偵コナンなんかには若干批判の余地もあるが、サンデーの顔といえば高橋留美子先生とあだち充先生。その女性キャラクターに「性格や意志がない」なんていうのは暴言極まりない。藤田和日郎先生だってそんなこと言われたら怒るだろう。もし言うとしても少年漫画への偏見に頼らず、具体的な事例を上げて堂々と批判すべきである。
元々はより現代の少女に即した表現を求める建設的な話だったのに、ただの男性側ディスに堕したのは残念である。
この段で感情的になった人たちが、先のガイドラインに猛烈な批判を加えたという要素もあると思う。楠本まき先生あるいは記事編集はサンデーの作家陣に謝罪するか、発言について主語を大きくし過ぎたと訂正すべきである。
そうそう 昔の少年漫画についてもアレだが、今の少年漫画についてもアレ 少年漫画は長らく読んでいませんが、でも同じような状況なのではないかと推察します。 読んでないなら黙...
この辺はあの記事を大絶賛していたid:natukusa氏がどう捉えたのか知りたい
全方向にあやまってほしい 増田でKKOにだけ税金よこせあとの税金は全部返上しろってわめいてるやつとおなじくらい全方向に失礼
そんな奴おらんやろ
増田ははじめてか、力ぬけよ