インターネット上のすべての人間が、とは言わないが、俺は今まで「風呂場でおしっこをすることについて」の批判を数多く目にしてきた。
そういうやつは銭湯やプールでもおしっこしてる!とか意味不明な批判ありますけどね、じゃあお前は鼻くそほじるとか、屁をこくといった誰も観ていないところでするような行為を衆人環視の、公衆の面前でするのか?しねえだろうよ。
いや、皆さん排泄行為をしていいのはおトイレだけ!という不文律を生まれて一番最初に学んでいるわけですから、抵抗があるというのはわかりますよ。
でもね、なんのかんの口では言っていてもあるじゃないですか、風呂場に入ってかけ湯をし始めた頃、急に尿意を催すことって。
え?そういう時わざわざまた体拭いてトイレ行くんですか?いや、いいじゃん。そこですれば。
用を足すという行為から生じる根源的な快感はもとより、自らのおしっこがシャワーのお湯と一体となり、この温もりは果たしてシャワーヘッドから流れるお湯のものなのか、それとも俺のおしっこによるものなのか?という哲学的な問いかけがそこにある。
それこそね、普段取り憑かれたように「効率」というマントラを唱えている皆さん。こんな効率の良い行為もなかなかないですよ。
用を足す・体を洗うという行為をミキシングすることで排泄行為に伴う場所・時間の問題を解決する上、その場で清潔にもできる。おいおい、改めて考えると、メリットしかないじゃん。これは凄いことですよ。
事前にトイレに行く必要も、体を一旦拭いて戻る必要もない。ただ、そこに、流せば、いい。
これぞ効率と言わずしてなんなのか。これ、元号変わってしばらくしたらデファクト・スタンダードになるかもしれないから、今のうちに慣れておいたほうが、いいかもよ?
と、こんなことを言っておいてなんなのですが、浴槽におしっこを流すことによる環境等々への悪影響や、散髪中にシャンプーしてもらったときにつられて漏らしちゃうといった都市伝説の類については専門外のため、無知に等しいこともまた事実。
そういった側面からのご指摘・ご意見については真摯に受け止めていきたいと存じておりますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。