「Aという職業につきたい!」「ぼくはB」「C」「O原O原本気になったらO原」みたいな事言ってる奴は一度よく考えてくれ。
お前が求めているのは「こういう風に働きたい」であって、そのための手段として「この職業についたらこういう風に働けるかも」でしかないかも知れないんだ。
たとえばだ、サッカー選手に憧れる少年達は、自分が本当に感じたのは「ワクワクを与えたい」とか「チヤホヤされたい」とか「思いっきり体を動かしたい」とかなのに皆して「サッカー選手になりたい」と口にする。
それで結局サッカー選手になれなくて全く別の業界に行くならいいが、もしも「サッカー」の側に固執したら地獄だぞ。
もしもその中で「思いっきり体を動かしたい」とか「チヤホヤされたい」と願っていた奴がサッカースタジアムの裏方になったとしても幸せにはなれない。
でも「ワクワクを与えたい」と思っていた奴だったらその立場でも幸せになれるかも知れない。
一見すると同じ夢を見て、同じ夢を語っているように見えても実は全然中身が違っていたりするんだ。
でも人間ってのは忘れっぽいもんだから、最初の「こういう風に働きたい」ってのがいつの間にか「この職業につきたい」って気持ちにすり替えられてしまうんだ。
これは本当に気をつけなきゃならないぞ。
特に「この業界に行きたい!」となってる人間は気をつけて欲しい。
なーんて言ったけど、日本の雇用制度はジョブ型じゃなくてメンバーシップ型だからそうやってちゃんと考えて選んだはずの就職先で全くイメージとも事前説明とも違う仕事やらされがちだけどな。
どうしようもねえわ。
パートタイムかそうでないか 在宅かそうでないか 専門性があるかないか これでいいと思う。変にやり甲斐は持たない方がいい