2016-12-17

デスマーチから帰還した

この会社に来てから2年と8ヶ月の間、一つのデスマーチプロジェクトに関わってきた。

これまで体験したことのない長期間プロジェクトだった。

プロジェクト全体がどれくらいなのかわかんないけど多分1万人月は超えてると思う。それでもこのプロジェクトシステム全体ではないのだということを考えると全貌はどういうものなのか。ケーキ工場で、全体が見えない場所特定工程を長く担当していると自分とその周辺の工程けがケーキを作るための全てだと思いこんでしまうというような話があるが自分がそうならないようにいつも注意していた。他のところでは他の苦労をしている人たちがいっぱい居るのだ。


特に去年4月からデスマーチが本格化した。そもそもちゃんと設計できていないとかそんな話もあったし、いろんなところの単体でのテストができていないまま結合試験突入したりしたせいで混乱が拡大した。GWも土日だけ休む、夏は(土日に加えて)1日、年末年始は4日間休み職場に居る時間は9:00〜23:00、というような生活毎日続いた。

あいろいろ大変だったけど納入前の最後テストが今週終わり、一方で納入後のテストは年明けから、ということだ。とにかく終わったんだ。

だが油断してはいけない。今回乗り切った奴はこのプロジェクトの納入イベント四天王の中で最弱。次なる納入イベントが4ヶ月後に待ち構えているのだ。


今年の1月から4月休日出勤多かったし終電デフォルトになって、月の残業時間は100時間を平気で超えてて、その頃はいろいろ健康管理がどうとか会社に言われてたんだけど、7月から体調がおかしくなって朝の出社を遅くせざるを得なくなった(というか憂鬱で出社できなくなってた)。それでも結構無理してたんだけど、数字上の残業時間が減ったので全く何も言われなくなった。どっちかというと100時間超えてたときのほうが元気だったのにおかしいよなあ。

  • まずは祝着。 まったく他人事じゃないんだ俺も。 もっとも俺は発注側だからまた違うんだろうけど。 あと2年近くあるプロジェクト、今から結果が不安だ。

  • いくら頑張っても他人はお前に報いないだろう。 それでも頑張り続けるなら覚悟が必要だ。

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