しかし、泣いた作品が必ずしも良い作品、心に残る作品、感動した作品なわけではない。
なぜなら途中10分しか見ていないドラマのその部分だけでも泣いてしまうことがあるからだ。
泣いてしまう場面を考えると、例えば登場人物が念願叶って歓喜していたり、
あるいは絶望に瀕して喘いでいたり、泣いていたり、怒っていたり、
あるいは感情を押し殺すことによって
要するに感情に大きな動きがある場面だ。
おそらく泣くことでしか呼応できない自分の姿に気がついてしまった。
フィクションのさまざまに比べると驚くほどに小さい。
感情を動かすことに慣れない身の上で
以下脱線