いわゆるExcel方眼紙でシステムの設計書を書いているのだが、これがどうにも上手くいかない。
問題は色々あるが、大きく分けて「必要な情報が見えにくい」「変化に追従するのが大変」に集約される。
そのメソッドを記述するのに必要な、他の設計書や仕様書を見つけにくい。
例えば、他の設計書(1ファイルで1クラス)に書かれているメソッド名や引数が合っていなくても、すぐに発見しづらい。
また、入出力情報が書かれたインターフェース仕様書を探しにくいなどなど。
そもそもどうユースケースを読んで、設計が必要なクラスを抽出するかもよくわからないし。
次に「変化に追従するのが大変」について。
上述の状態で設計書を書いた結果、製造するプログラマから「こんなんじゃ実装できない」と突っ返されて修正するパターンが多い。
更に要件定義レベルでの見落としによる手直しも、結構な頻度で起きる。
いずれもExcelファイル1個に留まらない、影響範囲の大きい修正になるケースが殆ど。
そんなことが相次いで発生した結果、修正対象の抽出・修正・確認作業で作業量が膨大化し、全く対応できない。
「1個ずつ解決していけばいずれ必ず終わる」を合言葉に、気合と努力と根性でやってきたけど、なんでこうも先が見えないのか意味がわからない。