2016-04-24

[] アーナル賞

19世紀エネマグラを開発したアーナルという偉人がいた。


彼は日夜マッサージ用品を開発する発明家であったのだが、

ある日、体に電気を流すとより気持ちいいようになることに気づき

低周波マッサージ器を開発する。

さらに電動マッサージ器なども開発し、350もの特許を取った。


アーナルの事業大成功をおさめたその時、アーナルの暮らしていた「吸えー臀」では戦争が勃発した。

世にいうアナル大戦である

世界美女アナルを我が手に!」

各国の有力者たちは、我先にと美女を買いあさりアナル観察に没頭していた。

アナルのない女は魔女とされ、裁判のあと処刑された。


アナルのない美女たちはすべて処刑され(つまり全員)、吸えー臀には美女はいなくなってしまった。

その後、有力者たちが目を付けたのは自分アナルであった。

指を強引にねじ込み痔になるもの、湯飲みを挿入し取れなくなったものなどが続出した。


ちょうどそのときマッサージグッズからジョークグッズの開発に転向していたアーナルは、アナル用のジョークグッズを有力者に提供してみた。

それは夢のジョークグッズ、'エネマグラ'であった。

感激した有力者は、アーナルが前立肛門学アカデミーの会員になることを認めた。

アカデミーでめきめきと頭角を現すアーナル

マッサージ器開発をいかし、電マを内蔵したもの低周波刺激を加えるもの電流を流すもの、などなど

たくさんのエネマグラを開発した。


このころから、アーナルは性器商人と言われ侮蔑され始める。

はじめは兄の死だった。間違えて新聞社はアーナルが死んだと伝え、

性器商人死去」

「可能な限りの最短時間でかつてないほど大勢男性をイカせる方法発見し、富を築いた人物が昨日、死亡した」

などと書かれ、自分が死んだらこんなこと書かれるのかーっと、思い恥ずかしくなってしまった。


ノーベルエネマグラで築いた巨額の富を、アナル財団に全額寄付し、アナルに素晴らしく貢献した人物にはアーナル賞として、

遺産を分け与えることにした。

アーナル賞には様々な分野があり、アーナル化学賞、アーナル物理学賞、アーナル生理学賞、アーナルエロ文学賞などがあった。

アナルにより世の平和に貢献した人物には、アーナル平和賞がもらえることになっている。

ちなみに現在では、日夜増田浄化するためにアナル活動を行っている、増田アナル普及協会会長ことアナル増田氏がアーナル平和賞の受賞者候補に挙がっている。


次回から、このアーナル賞に魅せられ、数奇な運命をたどったアナル開発者たちの生涯について語ろう。

続く


*参考文献

世界性器 ケツ穴出版

エネマグラ大全 全50集 ケツ穴出版


アナル増田

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