2015-07-14

ミニマリスト意識高い系みたいな意味になってきとるな。

物事をつきつめ本当に必要ものだけにしぼって生きるという事は芳醇だった時代との決別であり、不況からくる生活様式の変換であり、

なるべくしてなったスタイルだと思う。

おれたちの周りには物が溢れすぎていて、しかもそれぞれそれなりに便利な物ばかりだ。

工夫もなく必要であれば100均ちょっと便利な小物がすぐ手に入る。

なにも考えず身の回りの豊かさに踊らされて生きていくのは本当にカンタンでラクチンだが、大事なことを、本質を見失う。

ミニマリストなんて言葉キャッチーすぎて変な空気になってしまってるが、そういう言葉がなかったとしても反動シンプル生き方をする人は自然に増えていったハズだ。

だいいちミニマムに生きるなんてカンタンではない。

まずはちょっとの便利を排除してるし、そこそこの便利だって排除してる。

結局はかなり不便な生き方になるのだ。

しかしその不便な中で工夫して生きる中にこそ生きる事の発見があり喜びがあり得難い経験がある。

都会にいながら自然の中で自活するような感覚

おれってちゃんと生きてるんだな、生かされた生活じゃないんだな、って気がつく。

からこそミニマムであることが美しいと感じる。

手元に残った道具や家具生活用品自然愛着がわく。これから大事にしていきたいな、と本気で思う。

それはつまり愛の本質ともいえる。

残った物は本当に愛すべき物だし、逆に考えると残らなかった物は自分にとって不要でも、他人にとってはかけがえのない物なんだろうな、って気がつく。

結局は愛なんだよ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん