2015-06-13

いつ頃だったかな。まだ1年はたっていないと思う。

だんなが不倫しているのがわかった。


ふとしたことがきっかけで、確信をもって問いつめたら案外あっさり認めた。

相手が誰なのかはよくわからない。

何度も聞いたけど、それははぐらかされた。

ただ、相手にも家庭があるみたいなことはいっていた。


今の家庭を壊すつもりはないという。

このまま夫婦で老後を迎えるつもりだという。

から心配するなといわれた。


子供に対して恥ずかしくないのか、と聞いた。

ちゃんとした答えは帰ってこなかった。


会社休みの日に仕事といって出かけていく。

平日も帰りが遅い。ほとんど終電だ。

出張も多い。


実際、仕事ときもあると思う。

でもそうじゃないときもあるのかもしれない。


家にいるとき、まるで普通家族みたいに接してくる。

陽気で、明るく振る舞っている。

から思っていたけど、この人の精神構造は計り知れない。

私の想像はるかに超えた、異常な考え方の持ち主なのかもしれない。


この件がある前から、似たようなことが繰り返されていて、ちょっとずつだんなにさわれなくなった。

向こうは近づいてくるけど、こっちはずっと逃げている。

性病うつったら怖いから、と合理的理由自分に説明しているけれど、ほんとうはそういうことだけじゃないだろう。


家族で出かけたときとかは、仲良さそうに明るい会話をしている。

家でも別に絶対さわらないということ以外はだいたい普通に接しているんじゃないかと思う。

でも自然にそれができているかというと、そういうわけじゃない。

ただ、今の家庭を壊さないように、維持するためにやっているんじゃないかと思う。

それは生活のためでもあるし、余計な悲劇を見たくないからでもあるし、子供のためでもある。

それに、現状を壊す気力もない。


そろそろ思春期を迎える子供が、うちの両親はちょっと変だと気がついたようだ。

見てないようで見ているし、感じていないようで感じている。

アウトプットが幼いだけで、いろんなことを考えているんだろうと思う。

事実をいつか知って、それをどう受け止めるんだろうか。

あの様子を見ていると、大して驚きもしないんじゃないかとさえ思うけど。


そういう家庭は、本当は珍しくないのかもしれない。

こんなことを気にして、毎日少しずつ自分の中で何かが壊れていくのは馬鹿げているのかもしれない。


でも、この先どうなるんだろうな。

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