2015-02-22

アナルが開発済みな上に30本以上エネマグラを所持していたことが妻にばれた

去年、アナルを開発した。

妻に言い出せなかったのは、僕のプライド(何と無駄ものだろうか!)と意気地のなさが原因だ。

とあるきっかけで、アナルを開発したことが、先週、妻にばれた。

ほどなくして今日3Dプリンタ等でエネマグラを作っていたこともばれてしまった。

弁明をさせてもらえるなら、このエネマグラは、例えば前立腺炎前立腺肥大症の治療に使ったわけではない。

アナルイブと同等の快楽を持続しようとしたら、これだけのエネマグラが出来てしまったのだ。

言い訳にもならないな。

馬鹿じゃないの」と何度も何度も妻にプリザエース軟膏を塗られて、最近麻痺していた僕のアナルも正常に戻りつつある。

30本は大量だ。「何とかなる」と軽くごまかせる本数ではない。そんな自明のことに気付かないまま、あるいは目をそらしながら、僕は今日までを過ごしてしまったのだ。

妻に尻を掘られるようにしながら、僕は寝室に行き、ペニスバンドをしゃぶり、黒光りする先っぽををなめるように見た。

夜の営みは、むろん、アナルに目覚めてから今までしていなかったわけではない。

だが、もともと患っていた痔がひどくなっていたこともあり、ここしばらくは身が入らないでいた。

それが今は、アナルセックス含め一日に3回も予定を入れたりしている。

ちなみに、妻にばれてから3日目で最初ペニスバンドを挿入された。だらだらと汁を垂らしていたこの数ヶ月は何だったのかと思えるようなスピードだ。

だが、このアナルセックスはいわゆる妻の気分次第で、安定して快楽があるとは限らないため、その気にさせる言葉も道具も引き続き探している。あと、夜間など空いた時間に出来るオナニーも、出来るものならやりたいと考えている。何しろ快楽が足りない。

それにしても、こんな状態の僕を見捨てない妻には、感謝言葉もない。

僕が逆の立場なら、即離婚とまでは言わないまでも、実家に帰らせていただきます、くらいのことは言うだろう。

確かに妻は今日実家に帰ったが、その日のうちに米や野菜惣菜をもらって戻ってきた。

目が合えば文句は言うが、少なくとも食事は作ってくれる。そういえば、食事の時に妻がくすんくすんと鼻を鳴らすのが聞こえるが、それがいつもの鼻炎なのか、それとも僕のざまへの怒りと将来への不安で泣いているのか、よくわからない。臆病な僕は、まだ自分から妻と目を合わせられない。レイアウト関係で対面ではなく隣に並ぶ形になっている我が家ダイニングテーブルに、こっそりと感謝をしている。

そんな僕だというのに、妻は食後のデザートまで用意してくれる。もっとも、以前のようなヨックモック焼き菓子紅茶、とはいかず、ブラックサンダーと紙パックのお茶だったが。

すぐに痔が治るかどうかは分からない。

エネマグラをいつ取り返せるのか見当もつかない。

だが、どこかに光明が見えているようにも思う。少なくとも、何でもないふりをしながら泥沼のように澱んだアナルを掘っていたこの数ヶ月間よりは、ずっとチンコは、上向きだ。

http://anond.hatelabo.jp/20150222215451

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