2014-08-13

特別支援学校の教師ですら障害児を中絶する

掲題のとおりだ。

特別支援学校の教師が友人にいるのだが、出生前診断で陽性で、羊水検査までしてクロだったので中絶を選んだ。

彼女はとても心の優しい娘で、仕事もすごく熱心だった。

職場が同じというわけではないけど、彼女仕事ぶりや学生時代ボランティアの様子などを見ても、

障害のある子供本人や、その保護者の人にも対応が良くて、まるで天使のような娘だった。

自分自身障害者なんて外れくじ、自分は引きたくないなぁと思ってるくらい心が荒んでいたので、

彼女の心の美しさというのは素晴らしいなと心底尊敬していた。

で、そんな彼女ダウン症の子供をみごもって、おろしていた。

びっくりした。

普段仕事ダウン症の世話もしているのは知っていたから、

なおさらびっくりした。

話を聞いてみると「仕事として面倒を見るなら構わない」「むしろ仕事をしているからこそその親たちの苦労がわかる」「私はああなりたくない」という、私とほとんど同じような「障害者の親なんて不幸だ」という理由だった。

それを生業としてる人でも拒否したくなるようなものなのかと。

障害児は税金などで優遇され、親の(特に母親の)労働力を一気に奪うもので、

身近に接している人すら「いらない」と断言してしまものなのだ

人間が子孫を残す中でエラーが発生して失敗作ができる。

料理をしたら一定割合で失敗する人が出るのと同じだ。

で、料理なら生ごみに捨てられるけど、障害児は捨てられるどころか、

強制的に食わされる。人生をなげうってでもその尻拭いをさせられる。

税金や親の人生をかけてまで残す価値などないのに、世話をしなくなったら育児放棄などと言われて下手すれば犯罪者だ。

失敗した料理を生ごみとして捨てるのと同じく、失敗した障害者を捨てられればいいのに。

その世話をするのが仕事な人ですら捨てるんだから、もう誰もその命に価値なんて見出してないんだろうに。

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