ほむらの欲望が~とかいう考察をしている人があまりにも多くて驚いてる。
もしかして自分がトンチンカンなだけなのかもしれないけど、なんかスッキリしないから
とりあえず文章にまとめて増田に投下することで落ち着くことにする。
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徹頭徹尾、ほむらの行動原理は"まどかを守る"ということに尽きる。
まどかが守れるのであれば、まどか以外がどうなったって構わない。
それはほむら自身についても例外ではなく、まどかから恨まれようが恐れられようが
劇中終盤、ほむらとキュゥべえがこんなやりとりがあったと思う。
ほむ「まどかを支配するつもりね」
QB「観測さえ出来れば干渉できる。干渉できるなら、制御もできる」
ほむ「まどかの秘密がバレるくらいなら私はこの空間にあなたを閉じ込め魔女となって死ぬ」
この後どうなったか。
ほむらはそのまま殻に閉じこもろうとするが、魔法少女達の妨害?により目論見は頓挫して、
つまり、放っておけばインキュベーターはいずれ円環の理の真実にたどり着いてしまうわけだ。
そして問題のシーン。まどかが2つに分かれる様子がハッキリと描写される。
その後のさやかのセリフにもある通り、ほむらは「円環の理の一部をもぎ取って」、
まどかの世界に戻ろうとするキュゥべえを無理やり引きずり込んで。
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…と、これだけ材料があれば、この"叛逆"が"まどかを守る"ための行動だったと考える人が
ほむらの目的は、インキュベーターからまどかを守ることでしょ?
観測を許してしまった以上、消えてしまう前に、少しでもインキュベーターと円環の理を
引き離しておきたい。
インキュベーターが隔離フィールドに閉じ込めてほむらをまどかから隔離したように、
ほむらは自分が作った世界にインキュベーターを閉じ込めることで円環の理から隔離して、
まどかへの干渉をできないようにした、と。
キュゥべえを連れて行くにあたって近くの魔法少女も若干巻き添いを食らったみたいだけど、
ほむらはまどかさえ守れればいいんだから別に大した問題じゃないよね。
概ねおなじ考え方を持ってる。 違うところ。 ほむらは自分が作った世界にインキュベーターを閉じ込めることで円環の理から隔離して、 まどかへの干渉をできないようにした、と。 ...