2011-09-06

FFFTP 開発終了に思うこと

開発終了といってもずいぶん前から更新は止まっていたわけで、明確に開発終了が宣言されただけで公開終了になるわけではない。

しかFFFTP といえば FTP クライアントの定番なので、ネット上で様々な意見が飛び交っている。それについて思うままに書き散らかしてみる。

なつかしい・おつかれさま

みんなが「ホームページ」なるものを持ち始めたころ、ファイルアップロードするのに使ったなつかしい思い出がある。BlogWikiのようにオンライン編集できる時代になったことへの感慨も含むのか。

FTPオワコン

もちろんFTPプロトコルとしてセキュアでないことは言うまでもないが、いまだに業務で使わざるを得ないことがある。LAN内の転送なら速度は最強かもしれないし、FTPミラーサーバは世の中にごまとある。短絡的に「オワコン」の一言で片付けられる問題ではないだろう。

だれか開発を引き継いでほしい

ほとんどのユーザはお客さん気分であることを再確認し、「FreeBSD への貢献」をたたき込んだ自分とは違う人種だと思った。

SCPに対応してほしい

もともとFTP以外の通信プロトコルを想定して設計していないだろうから難しいように思う。ただ、ユーザは動いているプログラムの中のことなど考えない。

「開発を継続していくモチベーションが保てなくなった」

開発者曽田さんのこの一言はとても重く感じる。

モチベーションが低下する理由ってたくさんあるなぁと。長続きしているオープンソースプロジェクトはすごい。

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