イラスト生成AIへの主な批判のうちの一つとして、「イラストっぽいものを出力しているだけ」というものがある(と認識している)。キャラクターの体が破綻(イラスト生成AI用語で、本来は5本あるはずの指が無いとか、途中で合体したり、物同士の境界が曖昧になってそれぞれが溶け込んだような様子になったりすること)しているとか、パソコンカタカタポチ-だけで作品への愛が無いとかそういう感じである。
1年くらい前にイラスト生成AI(AOM3)を触ってみたんだけど、破綻が多くてなかなか難しいと思った。ツイッターを眺めていてもイラスト生成AIによって出力されたイラストがちょいちょい流れていたが、やはり破綻があったり、「AIぽさ」とも言えるものが感じられたりした。イラスト単体としてもあまり良いと感じなかったのでいいねを押したりはしていなかった。
ところが、近頃ツイッターに流れてきたいい感じのイラストをいいねして、作者が気になりアカウントのプローフィールを見てみると、イラスト生成AIを使用しているという旨が書いてあるということが前と比べて増えたと感じている。以前のイラスト生成AIのような破綻や「AIぽさ」も無くて、AIの出力であることを伏せて見せられたら、見抜くことはできなかっただろうと思った。
自分は人間が描いたものか、イラスト生成AIによって出力されたものか関係なくいいねを押したりしているけど、「いいねを押したくなるAI絵」というのが増えたな〜と思っている。最初の方に言及した「キャラクターの体が破綻している」というのも、最近はだいぶマシになっているのかしらね。あんまり知らないな。
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なるほどなあ