被団協の受賞で、広島出身の親と話す機会があった。人に話すような内容じゃないからあまり知られてないこととして、被爆者手帳が数ある手帳では実はつよつよなのでは?という話題が出た。
具体的には被爆者手帳を持ってると、医療費が全額控除されたり(被曝から数十年後の現在でも)、毎月非課税の給付金が数万円ずつ年金とは別枠で支給されたり、死後も手帳の返却により葬祭料が二十万支給されたり、補助が手広いらしい…が、県外では認知も低く、神奈川の親族は手続きでもめたこともあったそうだ。
被曝したことで失われた親兄弟、健康に生きる権利、そして寿命は当然あったとは思うんだけど、その一方で今世紀まで生き残っちゃった人たちにとっては月1で福屋で友達同士で集まったり、曾孫さんにお小遣いあげたりする壮大なベーシックインカムの実験場にもなってて。
障害者手帳はほとんどスティグマにしかならないのに…😟