私、消費税の増税には反対しています。逆進性が高い税なので、貧乏人である私は、ただでさえ物価が上昇傾向にある中でそんなことされたら干上がってしまう。
で、そう主張するときに、セットで「所得税の増税から始めてくれよ」と主張することが多かったんだけど、今読んでいる本に、「所得が把握されていないと高所得層に課税できないから、今の日本の状況で所得税を上げてもあまり効果がない。マイナンバーがもっと普及しないとダメ」みたいなことが書いてあったのだが、これってマジなの?
私がこれまで触れてきたような識者は、大体、消費税の増税に反対して所得税を上げることを主張しながら、国家権力による国民総背番号制度への反抗みたいな感じでマイナンバー制度に中指立ててる感じだったんだけど、マイナンバーが普及しないと所得税を上げられないというのではあれば、こういう識者の主張って首尾一貫してなくない?
どういうことなんだろうか。煽ってるとかバカのふりをしているとかじゃなくて、真面目にわかんない。マイナンバーが普及しなくても所得を正確に把握して課税することは可能なのかしら。
高額所得者だけに課税すればマイナンバーは必要ありません