「チリンチリン」っていう昔ながらの引きベルじゃなくて、ロードバイクとかでよく使われてる「チーン」って澄んだ音を鳴らすベル。あのベルをママチャリで使うのを禁止してはどうだろうか。
私の通勤路に、人を押しのけるために数メートルおきに単発ベルを鳴らすママチャリおばさんがいる。町内会の活動で彼女と地域活動で一緒に町内を回ることになったのだが、彼女はそのときもベルをずっと鳴らしていた。やんわりとたしなめたんだけど、「道を塞いでいるほうが悪いじゃない?常識的に言って。」というのが彼女の言い分だった。
その後の慰労会で、別の人から「素敵なベル使ってますね〜」と言われて、得意げに「そうよねー。リンリンって鳴らすと乱暴だし、マナーが悪いじゃない?だから私はちょっといいベル使ってるのよ。」と話してた。あぁ、そういうことかと妙に納得した。
彼女の中では「チリンチリン」と鳴らしながら運転するのはマナーが悪いけど、「チーン」とベルを一鳴らしするだけならお上品だから問題ないことになっているんだ。
道具を選ぶと言うと聞こえはいい。だけど、ママチャリのグレードよりも高い単発ベルを選ぶということは、自分でも気になるぐらいの頻度でベルを鳴らしているんだ。まず間違いなく運転マナーに問題がある。
運転マナーが悪くてベルを濫用していた人が、単発ベルという間違った免罪符を得たせいで歯止めをなくしている。
道具が人の過ちを助長するのだ。それなら、せめてママチャリには引きベルだけを使えるようにしたほうがいい。
そして願わくば、ベル連打おばさんの自転車運転も法律で禁止してほしい。周りの人がおじいちゃんに道を譲ってるのに、その隙間にベルを鳴らしながら自転車が突っ込んでくるような光景を朝から見たくない。
わかる(嘘🤥