付き合えたときのことを考える
最初はリタも新鮮だからいろいろこっちに時間を割いてくれて楽しかったけど、
付き合ってるのに自分に時間を割いてくれないことに不満を感じてしまったのがおわりのはじまりだった
最初は、羽根が生えて天にものぼるような気持ちでとても楽しかったのに、
ガラガラと音を立てるように、あっという間に天まで届く塔は崩れていってしまった
多忙な中、やっとデートができることになったのに、当日急な事件があったとかでリタからキャンセルの連絡がきたとき、あ、もうこれはダメだなって思っちゃった
リタは何度もそう言ってくれたのに、
リタの好きを全部こっちに向けてほしかった自分の幼いわがままのせいで、
結局愛想をつかされてしまった
まるで仕事と私どっちが大事なのと理不尽に言い寄るメンヘラかまちょ女だよ
あの頃の自分をぶん殴ってやりたい